企画「火器から花器へ」
企画背景



「リアル自体を見せる機会ではなく、リアルをつかむきっかけを作る」


そして昨年、長年「リアル」を追い求めてきた僕たちは、
一つの発展的な疑問を抱きました。
それは「リアルは与えられるものではなく、自ら考え、見つけるものなのではないか。
僕たちのすべきことはただリアルな状況を提示することではなく、
そのリアルを見つけるためのきっかけをつくることではないだろうか」というものでした。

そこで、僕たちは来場者に「リアル」をただ見せ、提示するのではなく、
まず色々なことを深く「考えて(THINK)」、
「偏見や先入観に疑問を感じて(Discover)」いただき、
「一人一人のリアルを発見していただける(see the real)」ような企画をしようと考えました。
   

そのような経緯から、昨年のqoonは「Dis-cover!」というテーマを掲げ、
「偏見や先入観という名のカバー(cover)を取り払う(dis)ための」企画をしました。
普段僕たちの周りで実際に起きている出来事の、
偏見や先入観といったカバーが覆っている部分を剥ぎ取り、
リアルを見つけるための企画をしたのです。

そして今年はその流れを継承し、昨年度のDis-coverをさらに発展させ、
より人間の普遍的な「考える」という行為に着目することにしました。
なぜなら、リアルを発見する前段階、
つまりは前述した「偏見を取り除く」行為をするためには、
まず「考える」ことが重要だと考えたからです。
そしてその行為をシンプルに「THINK-IT!」というテーマで表し、
来場していただいた方々に「考えるきっかけ」を提供する企画
数多く行おうと考えたのです。

それは、様々な価値観が衝突しひしめき合う現代において、
問題に向き合いじっくりと足を止めて「考える」ことが重要な地位を占める、
と考えた結果でもありました。
そしてその行為こそが、より良い社会をつくる最良の道であると確信したのです。

 Next

Back to index